ホメオパシーは人が自分で心身の健康をとり戻すための素晴らしい療法です。
ただしそれは、適切なレメディーが選べた場合に限ります。
セルフケアでホメオパシーを利用する人も増えてきましたが、その場合には、次のようなことが起こりがちです。
あれこれ違うレメディーを摂っているうちに症状が変化していき、どのレメディーが作用したのか、快方へ向かっているのか悪化しているのか、判断が難しくなる。そのうちに、もともとの症状がこじれてしまった。
あるいは、合いそうなレメディーを考えるのに時間がかかるが、症状が喘息の発作や激しい痛みなど、緊急性のあるもので、患者は苦しそうである。
また、ホメオパシーよりも外科手術の方が向いているのに、ホメオパシーに固執してしまい、後遺症が残った。
・・など。
例えば熱が出たからといって慌てて解熱剤を摂る必要はありませんが、(熱で病原菌を弱らせるための、身体の自浄システムが働いているからです)レメディーが作用した感がなく何日も続くといった場合には、病院へ連れて行くとか、お薬をとるなどの選択も必要です。いま何をすることが本人にとって一番いいのかを考える事が大切です。
自分の手に負えないと思ったら、より良い対処をしてくれそうな人にお願いすること。
そして症状が落ち着いたら、同じことがまた起こったときはどうするかを、また、どのレメディーを選ぶかを時間のあるときに考えておきましょう。
そうすれば、段々セルフケアでホメオパシーを使う事が出来るようになってきます。
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