いまこの文章を書いている時間は、朝です。
朝という時間は何でもできそうな、
フワーッと立ち昇るエネルギーの流れを感じませんか?
こういう時には、身体にも軽やかになるものを取り入れた方が
自然な流れを促します。
私たちは食べるものから、その力の影響を受けます。
朝食と夕食の陰陽について。。。
朝は、上昇する流れです。
食べるものにはフワーッとする陰性さがあった方がいいですよ。
ごはんであれば炊いておいたものを軽く蒸すとか、さらっとしたお粥にするとか。
パンも、トーストよりも蒸した方が、軽やかになります。
味付けは薄めが朝には合います。
女性は、青菜を軽く蒸したものなどを摂ると、瑞々しく粋な印象になります。
食べ過ぎは、陽性化します。
さて夜は反対に、フ~っと落ち着いていくエネルギーの流れがあります。
身体は新たな細胞を作り出すための準備をしますから
ある程度の陽性さがあった方がいいです。
ちょっと地に足をつけるというか、締める感じですね。
味付けは濃いめがおいしく感じられ、
焼いたり、煮たり・・・ボリューム、バラエティーに富んだものが合います。
たぶん、私たちは無意識にこれをやっています。
あなたも、なんとなくそういう選択をしていませんか?
昼食は、それらの中間の位置づけで考えます。
昼は、ある程度身体の消化力も上がっていますので
ごはんや麺の量は多めでも、揚げ物なども
身体は喜んで受け入れるでしょう。
お漬物など、ちょっと締める陽性さも少し摂るといいですね。
少し余談になりますが穀物は、精白したものは陰性が強くなり、
外側に着いていた栄養もほとんど取り去られていますので
沢山摂れば血糖値が一気に高くなります。
そして急激に下がります。
ですので、なるだけ精白していない穀物で食べられるといいですね。
+++ +++ +++
食のことには、いろいろな角度から研究がなされており、
たくさん有益な情報があります。
私は、始めは栄養の面などから関心を寄せていたのですが
陰陽の性質を知り、それを自分の状態に合わせて摂り入れる
というやり方を実践してみたところ
これはとても理に適っているように感じました。
そして、いちど理解するとあらゆる場面で使えて楽だし、
面白いなーと思いました。
食べてみる。飲んでみる。
そうすると、身体の調子はどうか。
「ちょっとだけ意識的になる」のがずーっと続くと、
いつの間にか体調や心持ちが変わってくると思いますよ。